歌ってみた動画を投稿してみたいけどやり方がわからない。
こんなお悩みを解決します。
ボカロ曲やJPOPなどをカバーし、YouTubeやニコニコ動画に投稿する「歌ってみた」
かなりの人気を獲得している方が多数いらっしゃいますよね。歌ってみたの活動からCDデビューする方もいらっしゃいます。
歌うことが好きな人なら自分も歌ってみたをやってみたいという方が多いのではないでしょうか。
歌ってみたで人気になるのって憧れますよね!
この記事では以下の手順に沿って、歌ってみたの動画を作成する方法をわかりやすく説明していきます。
- カラオケ音源を用意する
- 歌を録音する
- ミックスする
- エンコードする
敷居が高そうに思える歌ってみたですが、手順に分けると上の4つだけ!
音楽や動画の知識・技術が必要な部分は、専門としている方に依頼することもできますので、歌を録音する環境さえ整えることができれば誰にでもできます。
これから歌ってみたを始めたいという方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
Contents
歌ってみた動画を作成する4つの手順
カラオケ音源を用意する
まず初めに歌いたい曲のカラオケ音源を用意する必要があります。
以下では、ボカロ曲とそれ以外の曲に分けてカラオケ音源を用意する方法を紹介していきます。
ボカロの曲を歌いたい場合
まずは歌いたいボカロ曲のニコニコ動画の視聴ページへ行ってみましょう。多くのボカロPさんが動画説明文の欄にカラオケ音源へのリンクを貼ってくれています。
カラオケや歌ってみたで人気のバルーンさんの『シャルル』を例にダウンロード方法を紹介していきます。
動画説明文欄の「inst」と書かれてあるリンクをクリックします。
※「カラオケ」「offVocal」などと書かれてある場合もあります。

piaproというサイトに飛びました。piaproの利用には会員登録が必要です。
※piapro以外のダウンロードサイトの場合もあります。
ダウンロードしたい曲を選択します。見つからない場合は、「投稿作品をもっと見る」から探しましょう。

ダウンロードを示すアイコンをクリックすると新たにウィンドウが開き、曲をダウンロードすることができます。

JPOPなどボカロ曲以外を歌いたい場合
CDにオフボーカル音源が入っていることもありますが、それを使うことは著作権の観点から禁止されています。
自分でカラオケ音源を作成するのも手ですが、現実的な方法としては、YouTubeにてカラオケ音源を作成されている方がいらっしゃるので、その音源を借りるという方法があります。
中でも有名なのが「カラオケ歌っちゃ王」さん。
カラオケ歌っちゃ王では、動画の利用について以下のように規定が設けられています。
■動画のご利用に関しまして
無断で動画を複製して他のアカウント上へのそのまま転載投稿は禁止です。
また、同じようなカラオケ動画としての動画利用や配信、販売等も禁止です。
YouTubeやニコニコ動画のようなJASEACと許諾契約を締結しているサイトに限り、「歌ってみた」などご自身で制作された動画のBGMとしての利用は可能です。
その際、アップされた動画の説明欄に引用元の動画URLの起債をお願い致します。(ニコニコ動画では、コンテンツリリー(親作品)に登録ください。)。
また、その他のチャンネルのカラオケ音源を借りる際も必ず投稿者の定めている規定に目を通し、順守するようにしましょう。
音源のダウンロードには以下のサイトが使用できます。
歌を録音する
カラオケ音源を入手することができたらいよいよあなたの歌を録音です!
録音の方法は大きく分けて以下の2つになります。
録音方法①:オーディオインターフェイスを通して録音する
録音方法②:直で録音する
それぞれについて以下で解説していきます。
録音方法①:オーディオインターフェイスを通して録音する
オーディオインターフェイスとは、パソコンとつないで音を入出力するためのものです。
具体的には、マイクやギターなどをパソコンに取り込む、パソコンの音をヘッドホンやスピーカーに送るなどですね。
オーディオインターフェイスを通さずに録音することもできますが、通したときに比べてかなり音質が低下してしまいますので、一定のクオリティを維持するためには必須のアイテムになります。
歌ってみただけでなく音楽活動全般に使えるので持っておいて損はないです!
これから歌ってみたを始めたいという方は、オーディオインターフェイスを含めた歌ったみたの録音に必要なものが全てセットになっているスターターセットがおすすめです。
歌ってみたの録音に必要なもの
- 録音ソフト
- オーディオインターフェイス
- マイク
これら全てがセットとなっているのがこちら。
こちらのスターターセットは、オーディオインターフェイスとヘッドフォンの音質が非常に良いと定評があります。
音質にこだわりたい方におすすめです!
また、スターターセットに入っていないものであった方がよいものがこちら。
- マイクスタンド
⇒スタンドでマイクを固定しておかないとノイズが発生する原因になってしまいます。 - ポップガード
⇒ハ行の発音の時に生まれやすいボフボフとしたノイズを入れないようにするためと、口の湿気からマイクを守るために必要です。
録音方法②:直で録音する
オーディオインターフェイスを用いずに直で録音する方法です。
パソコンやスマホのボイスメモで録音するほか、iOSアプリの『GarageBand』を使う方法もあります。
次の工程としてカラオケ音源とボーカル音声を合成するミックスがありますが、ミックスを専門としているミックス師と呼ばれる方の中には、スマホで直で録音した音声でも許可している方もいらっしゃいますので、そういった方に依頼すればオーディオインターフェイスがなくても一定のクオリティは保てるかもしれません。
ミックスする
歌の録音ができたら、カラオケ音源と合わせて一つの音声ファイルに仕上げます!
この作業をミックスと呼びます。
単にカラオケ音源とボーカルの音声を合わせるだけならば録音に使ったソフトを使用することで簡単にできます。
しかしクオリティを高めたいのであれば、ミックスの過程で音量や音程・タイミングなどをバランスよく編集する必要があります。また、ボーカルエフェクトの追加などもこのタイミングで行います。
ミックスの解説方法とおすすめの依頼方法については歌ってみたにおけるMIX(ミックス)とは?おすすめの依頼方法も紹介します!で紹介しています。
【ネタバレ】スキルのフリーマーケットココナラにて、ミックスを依頼することができます。

エンコードする
いよいよ最後の工程になります。
動画におけるエンコードとは、圧縮や変換といった作業の事を指しますが、特に歌ってみたにおいては、完成した音源と動画(画像)を合成させることを意味します。
フリーソフトの『AviUtl』を使って自分でエンコード作業を行うことが可能なようです。
曖昧な言い方ですみません。というのもめんどくさがりな私はエンコード師と呼ばれる方に依頼してして動画を完成させてもらいました…
ミックスの依頼方法としても紹介したスキルのフリーマーケットココナラにて、エンコードを依頼することができます。
まとめ
以上、歌ってみた動画の作成方法を手順ごとに解説させていただきました。
手順の中で、費用がかかるものもありますので、ご自身の予算や使える時間と相談しながら進めていきましょう。
本記事が歌ってみたをこれから始めたい方の参考になれば幸いです!
【オマケ】実際に歌ってみた動画を作ってみました!
ここからはオマケになります。
実際に歌ってみた動画を作ってみました!
今回の記事で紹介した手順で歌ってみた動画を作りましたので紹介します。曲は人気ボカロ曲の『シャルル』です。
完成品の前にココナラでミックスをしてもらう前の音源とオケを合わせただけのものがこちら。
そして完成品がこちらです。
ミックス師さんのすごさがよくわかりますね!