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新卒が会社を辞めたいとき退職すべきかの判断基準を解説します!

新卒で入社した会社が辛い人

新卒で入社した会社が毎日辛い。辞めてしまうべきなのだろうか?

こんなお悩みを解決します。

この記事を開いてくださった方は、様々な思いを抱えて新卒で入社した会社を続けるかどうかを悩んでいるかと思います。

そんな方向けに、辞めない方が良い場合と辞めるべき場合の判断基準について、具体的な辞めたい理由の例を挙げながら解説していきます。

また記事の後半では、新卒で入社した会社を辞めたいと思っている方がすべきことについても解説していますので、参考にしてみてください。

辞めない方が良い場合

まずは辞めない方が良い場合から紹介していきます。

辞めない方が良い場合とは、ズバリ「漠然と仕事がうまくいかない」と感じている場合です。

以下では、漠然と仕事がうまくいかない理由の例を紹介します。

仕事でミスをしてしまう・時間がかかってしまう

仕事でミスをしてしまったり、時間がかかってしまうことが原因で、「自分にはこの仕事が向いていない」と判断してしまうのは少し決断が早すぎるかもしれません。

なぜなら、新卒で入社して3年くらいは、仕事でミスをしてしまったり、時間がかかってしまうことは当然のことだと考えられるからです。


新卒で入社した社員の月給は20万円程度の場合が多いですが、多くの場合新卒で入社してすぐの社員には20万円もらえるほどの働きはできません。

ではなぜ給料をもらえているのかというと、将来会社に貢献するような人材に育ってくれるだろうという見込みから会社から投資されているようなものなのです。

よって、新卒の新入社員はミスは当たり前、時間がかかってしまって当たり前だということは誰もが認識しています。

はなまる

私も新卒で2年目ですが、「利益を大きく上げてくれるだろうという期待は持っていないから、自由に挑戦してみなさい。」と上司から言われたことがあります。


初めから完璧に仕事をこなせる人はいません。

仕事がうまくいかないことで何となく悩む必要はありませんので安心してください。

ただし、失敗から何も学ばず、何度も同じ失敗を犯してしまうといつまでも成長はできません。

成長志向を持って仕事に取り組みましょう。

仕事の内容が楽しくない

仕事の内容が楽しくないと感じている場合は、仕事が単なる「作業」になってしまっている可能性が高いです。

作業となってしまった仕事をひたすら続けることは辛いです。

そうならないためにも、「一つ一つの仕事の意味」を考える習慣をつけることをおすすめします。

  • この業務を遂行することは○○の役に立っている。
  • この仕事の先に○○の笑顔がある。

といった考え方ですね。

きれいごとのように思えるかもしれませんが、根本的に仕事とは誰かに何かを与えて、対価をもらうことの繰り返しです。

また、自分を軸に考えてみても、

  • この業務を早く終わらせることができれば、自分の興味のある仕事により多くの時間を割くことができる。

というような考え方もできます。

「自分のやっていることに意味があるのだろうか」と考えてしまう人は、自分の仕事に自ら意味づけを行ってみましょう。

人間関係が悪い

サラリーマンとして会社で働く以上、人間関係の悩みはつきものですよね。

人間関わる人全員と気が合うなんてことは絶対にありません。

職場の人間関係のこじれなどで悩んでいる場合は、人事に相談して部署を変えてもらえるよう打診してみるのも手ですね。

短絡的に「人間関係が悪いからこんな会社やめよう」という考えは、場合によっては少々もったいないかもしれません。

違法なパワハラやセクハラが横行しているような劣悪な職場環境は即刻逃げ出した方がいいですが、「この人とはちょっと合わないな・・・」という程度であれば、まずは自分にできる解決策に取り組んでみるとよいでしょう。

辞めた方が良い場合

続いて辞めた方が良い場合についてです。

労働環境が著しく悪い場合や他に進みたい道ができた場合がそれにあたります。

以下で解説します。

労働環境が著しく悪い

著しく悪い労働環境で働かされている場合は即刻退職すべきです。

著しく悪い労働環境の例はこちら。

  • 上司のパワハラが横行している
  • 職場でいじめやセクハラが起こっている
  • サービス残業が当たり前

これらは全て違法な労働環境ですので、今すぐ逃げ出しましょう。

このようないわゆるブラック企業は、退職を申し出てからも面倒なことが起こる場合が多いので、退職代行サービスを使うことも選択肢の一つです。

退職代行サービスを使えば、職場の人と再び顔を合わせることなく、退職の手続きを進めることができます。

なお退職代行を考えている方は、業界最大手の退職代行EXITの利用がおすすめです。

業界に対して興味がない・なくなってしまった場合

新卒で入社したはいいものの、その会社が参入する業界に対して根本的に興味がない場合や興味がなくなってしまった場合も退職を考えるべきです。

就活を経て新卒で入社した会社と100%マッチするということは極稀なケースです。

実際、新卒で入社した新入社員の約6割が入社を後悔しているというデータもあります。

興味のない業界でズルズルと働くよりも、多少なりとも社会人経験を経て、興味が出てきた分野や仕事があればそちらに方向転換した方が人生を無駄にせずに済みます。

他にやりたいことができた

他にやりたいことができたが、今の会社ではそれを実現することができないという場合も退職を考えましょう。

他にやりたいことができた、というのは何も仕事に限ったことでなくてもいいです。

留学したいとか、旅をしたいとか、そんなのでOK。

要は20代の限られた時間の中で、今の会社で働くことに時間を費やして後悔しないか、ということですね。

はなまる

実際YouTuberに代表されるように遊びを仕事にしている方が多くなってきています!

新卒で入社した会社を辞めたいと思っている人がすべきこと

ここからは、新卒で入社した会社を辞めたいと考えている人がすべきことについて紹介します。

副業をして会社への依存をなくそう

前項では、根本的に今の会社に興味がなくなってしまった場合や他にやりたいことができた場合は退職した方が良いと伝えました。

とはいえ、生活のことを考えるとすぐに退職は難しいという場合がほとんどだと思います。

そんな方におすすめなのが、副業を始めることです。


ただしアルバイトのような時間を切り売りしてお金がもらえるような副業はNGです。

おすすめの副業の具体例はこちら。

  • ブログ・アフィリエイト
  • YouTube
  • プログラミング
  • Webライティング

あくまで一例ですが、こんなところかと。

共通点は、時間や場所に縛られない働き方だということですね。


副業である程度の収入が得られるようになれば、「自分には新卒で入社したこの会社しかない」というように考えることがなくなります。

こうして会社依存を断つことで、自分の本当にやりたいことのヒントがみつかったり、独立という選択肢も見えてきます。

少しずつでいいので、同時に自分のスキルを上げることのできる副業を始めてみましょう。

サラリーマンが始めるべき副業については、副業に関する有益な情報を発信されているクニトミさんの副業(パソコン)で月65万稼ぐ僕が教える!おすすめ在宅ワーク6つ|副業コンパスという記事をぜひ参考にしてみてください。

転職しよう

先に紹介したの辞めた方が良い場合に当てはまった方は、転職を考えましょう。

転職の第一歩は転職サイトに登録して、自分の興味のある業界・職種の求人を探すことです。

なるべく早く転職したいという方はもちろんのこと、今すぐに転職する気がないという方も転職サイトに登録して気になる求人をストックしておきましょう。

転職サイトに登録しておくことは、今働いている会社への依存度を下げることにもつながります。

また、転職サイトには無料で利用可能で有益なコンテンツが用意されていたり、転職のノウハウや成功例なども閲覧することができます。


転職サイトは大手転職サイトのリクナビNEXTがおすすめです。

リクナビNEXTでは、グッドポイント診断というコンテンツが利用でき、自分の強みは何なのか?や適職について本格診断してもらえます。

はなまる

転職サイトへの登録は無料です。来るときに備えて早めに準備を進めておきましょう。

⇒今すぐリクナビNEXTで求人をチェックする!

新卒で入社した会社を辞めて転職するまでの流れについては以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

以上、新卒で入社した会社を辞めたいとき、退職すべきかの判断基準と会社を辞めたい新卒がすべきことについて解説させていただきました。

今回の記事をまとはこちら。

  • 漠然と仕事がうまくいかない場合はまずは改善できることを探そう。
  • 労働環境が劣悪な場合は即退職すべき。
  • 根本的に業界に興味がなかったり、他にやりたいことができた場合も退職を考えよう。
  • 生活のためすぐに退職が難しい場合は、副業を始めたり、転職サイトに登録したりとできることから初めて準備を進めよう。
はなまる

自分のやりたいことは何なのか?を追求して、人生を無駄にしないことがポイントです!